2005-08-04 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
このため、火傷病などの重要病害が侵入した場合には、植物防疫法に基づいて、宿主植物の移動制限、あるいは消毒、除去等の緊急防除を行うこととしておるところです。 また、その際の緊急防除に係る費用については、農家の経営に負担が生じないよう、除去した木の買い取りを含め、これまで国が責任を持って負担してきておるところです。
このため、火傷病などの重要病害が侵入した場合には、植物防疫法に基づいて、宿主植物の移動制限、あるいは消毒、除去等の緊急防除を行うこととしておるところです。 また、その際の緊急防除に係る費用については、農家の経営に負担が生じないよう、除去した木の買い取りを含め、これまで国が責任を持って負担してきておるところです。
具体的に申し上げますと、アメリカ合衆国で発生しておりますエンドウのフザリウム病などの種子伝染性病害、これは極めて被害の大きな重要病害でございますが、この病原は種子の内部に潜伏しておりまして、また、その寄生密度が極めて低いということでありますから、輸入の際の検査でこれを発見するということは極めて困難でございます。
今お話もございましたように、具体的には、アメリカ合衆国で発生しているエンドウのフザリウム病などの種子伝染性病害、これは非常に被害が大きい重要病害であります。ところが、この病原菌は、種子の内部に潜伏しておりまして、また寄生密度が極めて低いということで、輸入の際の検査では発見することが極めて困難なものでございます。
それから第三の病害虫対策でございますけれども、これにつきましては、最も重要病害と言われております黒穂病について抵抗性を有する品種NiF4というのとNiF5というのが最近育成されておりまして、その点で今後の黒穂病に対する対策としては相当効果を上げるのではないかと期待されております。
○本宮説明員 ただいま先生の御指摘のございました桃のせん孔性細菌病でございますが、御指摘のとおり桃の重要病害でございまして、五十一年は山梨県で大発生を見たのでございます。その後、五十二年の経過につきましては、山梨県と十分連絡をとりまして、桃のせん孔性細菌病の発生予察及び防除対策につきまして毎月県から御報告いただくということで、これの発生を見守ってまいりました。